白虎連合Ⅰ






「喝ってなんで?」





ぬるくなってしまったココアを全て飲み、ゴミ箱に捨てる。

そのゴミ箱に寄りかかりながら龍の答えを待った。






「色々と…割り切る為に」


「割り切る?」


「とにかく!!!喝入れて下さい!!!」






ガンッ!!!と自販機を殴る音と龍の声が響き渡る。

殴った衝撃で自販機は割れて、手から血が流れて床に落ちていく。

それを見て、私は溜め息を着いた。






「今まで龍には何回も喝入れたやんな」


「はい、」


「薬物、シンナー、暴行、それをする度に喝入れたっけ」


「そうです…」


「でもそれはうちから喝入れた、けど今回は龍から…わかってる?」


「はい」






最後に龍の目は真剣で。

私はもう一度溜め息を着いて歩き出した。







「歯食いしばれ」








.
< 116 / 382 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop