白虎連合Ⅰ
私の質問が聞こえたのか、リーダーらしき人が私の前に立つ。
身長は同じくらいで、彼女の方が少しだけ高い。
お互い睨み合った。
「邪魔やねん、お前」
「それは知ってる、理由は?」
「この学校で目立つのはあたし達だけでいいわけ」
「…………」
「けどあたし達より、お前が目立っていてムカつくねん」
つまり、自分達がリーダー的存在になりたいと。
けれど私は更に一目置かれた存在。
だから消えてほしいわけで。
アホらし。
「でもそんなうちにビビってる内は無理ちゃうの?」
「なっ…!!!」
「廊下でいつも道開けてくれるのは、誰?」
フー、と煙を顔に吹きかける。
彼女とは違い、私の顔は笑顔。
「あんた等やろ?」
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