オトナ彼氏∞



突然後ろから声がして振り向いた



「ま、正樹さんっ?!」


そこにはこちらに向かって走ってくる、正樹さんの姿があった


青い半袖のシャツに、グレーのスラックス


爽やか度MAXな正樹さん


でも、その表情は険しかった



「…こんにちは、正樹さん」


西川さんは正樹さんを見て、ニッコリと笑った


「…結花には、関係ないと言ったはずですが?」


「やだわ、正樹さんったら。そんな怖い顔しないでください。私はただ、結花ちゃんとお話したかっただけですよ」



私を挟んで、2人の会話が進む


「それに…関係がないわけじゃないでしょ?」


「西川さんっ!」



正樹さんは声を荒げ、西川さんを睨む


でも西川さんは相変わらず笑顔のままだった



な、なんなの…


「あ…あの…」


「ん?何かしら?」


「に、西川さんって一体…」


「あら、言ってなかったわね、私ここの会社の社長の娘なの。だから正樹さんとも知り合いなのよ」



し、社長の娘ぇ?!


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