オトナ彼氏∞



それから他愛のない話をしながら公園を歩いた


正樹さんとなら、何してたって楽しい


でも、楽しい時間はあっという間に過ぎていく



「もう3時かぁ~。そろそろ疲れただろ?」


お昼食べてそのまま歩いてたから、約4間くらいはぐるぐるしてたことになる


でも、全然疲れてなんかいなかった



「私は大丈夫ですけど、正樹さんは疲れましたか?」


「ああ、ちょっとな。やっぱり若いからなぁ」



正樹さんは苦笑しながら私の頭に手を乗せた



正樹さんの大きな手が…



私の頭に………



「とりあえず、近くのカフェで休もうか」



正樹さんはいたって普通で、私だけドキドキしてバカみたい



でも、初めてだったから



男の人に頭撫でられるなんて、ちょっとした憧れだったもん



今、私ニヤケてるかも…


でも、それぐらい嬉しかった





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