ピンクのタオル―恋人は野球選手―
そしてまちに待った土曜日。



「お母さんー!!
これでいいかな??」


私は買ってもらったユニホームにジーパン姿をお母さんに見せた。




「いいんじゃない??」


もちろんユニホームの後ろには内海選手の名前と背番号。





「そろそろ行くぞ~!」


お父さんがそう言った。




「うん!!!!!」


私は荷物を持って



玄関を出た。




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