ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「尚人、ベンチであんなこと言ってたんだね。」


「ん?なんて?」


「あたしが来てるから頑張るって…」


あー…と言って尚人は


顔を赤くした。






「嬉しかったよ。そう言ってくれて…
ありがとう。」



「真鈴…」




尚人は信号が赤になってるのを見ると


そっと私にキスをした。



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