ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「尚人、私まだ尚人が好き。大好き。
もう離れたくなんかないよ…」


言えた。


私の気持ち。




「俺も大好きだよ。
もう離れたくない。」


尚人がそう言った。


戻れた…




私たち、元に戻れたんだ…




「今日、移動なくて
家帰れるんだ。
俺んち寄らない?
真鈴と一緒にいたい。」



「うん。
私も尚人といたい。」




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