ピンクのタオル―恋人は野球選手―
尚人は荷物を置いて大きなソファに座った。



「真鈴も…おいで?」


「………うん//」


私は尚人の隣に座った。


ドキドキする…





「真鈴、この前はごめんな。
俺、バカだった。」

尚人がそう言って謝った。



「ううん。
私こそ彼女失格だよ。
尚人にあんなこと言うなんて…
支えてあげなくちゃいけないのに。」


尚人は私の頭をずっと撫でてくれる。


それだけで安心するんだ。




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