ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「………はい。
こんな私でよければ。」


もう涙が止まらなくて…




「やったぁ!!!
でも、慌てなくてもいいからな!」


子供のように喜ぶ尚人。


か、可愛い…


慌てなくてもいいって…


尚人、本当に優しいよ。


嬉しくて泣いてる私を見て


「泣くなよ。」


と言って私の涙を拭いてくれた。



「だって…」


「泣き虫だな。」

尚人はそう言って笑った。





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