ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「…だって。嬉しいんだもん…」


「そんな泣き虫なところも好きだよ。」



尚人は私をお姫様抱っこした。




「真鈴の笑顔、ずっと見せてな。
俺、絶対幸せにする。」


「うん。」



そして私たちは



この思い出の場所で





誓いのキスをした。



「真鈴、愛してる。」


「尚人、愛してる…。」



幸せになろうね…尚人。





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