ピンクのタオル―恋人は野球選手―
言われたとおり私は尚人のマンションに行って



尚人の帰りを待っていた。



『俺は一生誰よりも幸せにしてやろうって
そう決めました。』


ヒーローインタビューの時の言葉を



思い出した。





私、尚人とずっといれるだけで



幸せなんだよ。




「真鈴!」


玄関から尚人の声…



「尚人!」




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