ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「やったぁ!
お母さん、内海選手がサヨナラ打ったよ!」

そう言って私は飛び跳ねた。


すごいよ。


すごすぎるよ!!!






「あら、ホントすごいわね。」


お母さんも笑っていた。





「じゃぁ頑張って勉強してくるー!!」


私はテレビの電源を消して


部屋に行った。




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