ピンクのタオル―恋人は野球選手―

尚人の気持ち

しばらく私と尚人は黙って海を見ていた。




「明後日から頑張らないとな…」


尚人がまっすぐ海を見てそう言った。



頑張ってほしい。



だって好きだもん。



尚人のコト。




ファンとして…



そして一人の男の人として…





「頑張ってね。
明日もテレビで試合見てる。」




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