春うララ~時代劇編~
【小春ー22】
ある真夜中。
春とララは
長屋の黒沢に
橋の上まで呼び出された。
「ちょっ。
なんなんですかね先輩
あの黒沢さんが
話だなんて」
「し、知らないわよう。
私も詳しく知らないし…」
あのララも
少しキョドっている。
とにかく謎でいっぱいな
あの人。
こんな
貧乏長屋に住んでるのに
外で焼くといったら
サンマではなく鯛。
更に高級な酒片手に、
長屋にいる人達とは
比べようがない
名のある
呉服屋の服を着ている。
長屋の誰とも
あまり話さないから
本当に謎とされていたが…
「春。来たわよ」
考えてる内に
黒沢がやってきた。
「待たせましたね二人さん
フム…
やはり質は良いな…」
何を来て
いきなり言うかこの人?
全く不可解だ。
「黒沢さん…
私達に話って何ですか?」
早速本題に入る春。
早く話を聞きたい
為である。
「ああ…
そうですね…
アナタ達
殿様の側室になる気は
ないですか?」
はい出た
いきなり何よ。
急に言われても
次元が違い過ぎて
ピンと来ない。
〔せ、先輩…
側室って何です…〕
コソコソと話をする春。
〔要は殿様の
二番目の女って事よ〕
二番目…?
そんなのはイヤだ。
「スミマセン
私はお断りします」
「そんじゃ、アタシも
断るわ。
春が居なきゃつまんないし、
自分も二番って柄じゃ
ないのよね~」
それだけ言うと、
黒沢は特に表情も変えず
答えた。
「そうですか残念です
コレ手間賃です。
では…」
小判を一枚渡し、
何事もなく去って行って
しまった。
殿様の側室なんて
ツテどこから…
本当に謎な人でした
ある真夜中。
春とララは
長屋の黒沢に
橋の上まで呼び出された。
「ちょっ。
なんなんですかね先輩
あの黒沢さんが
話だなんて」
「し、知らないわよう。
私も詳しく知らないし…」
あのララも
少しキョドっている。
とにかく謎でいっぱいな
あの人。
こんな
貧乏長屋に住んでるのに
外で焼くといったら
サンマではなく鯛。
更に高級な酒片手に、
長屋にいる人達とは
比べようがない
名のある
呉服屋の服を着ている。
長屋の誰とも
あまり話さないから
本当に謎とされていたが…
「春。来たわよ」
考えてる内に
黒沢がやってきた。
「待たせましたね二人さん
フム…
やはり質は良いな…」
何を来て
いきなり言うかこの人?
全く不可解だ。
「黒沢さん…
私達に話って何ですか?」
早速本題に入る春。
早く話を聞きたい
為である。
「ああ…
そうですね…
アナタ達
殿様の側室になる気は
ないですか?」
はい出た
いきなり何よ。
急に言われても
次元が違い過ぎて
ピンと来ない。
〔せ、先輩…
側室って何です…〕
コソコソと話をする春。
〔要は殿様の
二番目の女って事よ〕
二番目…?
そんなのはイヤだ。
「スミマセン
私はお断りします」
「そんじゃ、アタシも
断るわ。
春が居なきゃつまんないし、
自分も二番って柄じゃ
ないのよね~」
それだけ言うと、
黒沢は特に表情も変えず
答えた。
「そうですか残念です
コレ手間賃です。
では…」
小判を一枚渡し、
何事もなく去って行って
しまった。
殿様の側室なんて
ツテどこから…
本当に謎な人でした