君色の夢に恋をした。
みんなが、私を見てる。
見てないようで、誰もが私を注目してる。
あからさまに私を睨んでくる人も、目をそらしてくる人も、何事もないように振る舞う人も。
色んな人がいるけど、誰1人、私を見てない人はいない。
みんなが私の反応を、待ち構えてるんだ。
「何これ…。」
背中にヒンヤリと、一本の汗が伝ったようだった。
私の机の上には、今までなかった無数の傷跡。
“死ね” っていう文字。
息が苦しくて、言葉が出ない。
立ってるのもツラい。