花言葉〜チューリップ〜



「あたしは‥。雄祐が、美和ちゃんの味方をしたのが、悲しかった‥。このまま、別れちゃうのかなって思った。でも‥。そんなの絶対イヤだったから‥。」






「莉緒。昨日のことは、全部俺が悪かった。だけどさ‥。別れる気なんてねぇって、前も言ったろ?」






俺は、隠し持っていたチューリップを、莉緒に差し出した。







赤い、チューリップを‥。





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