好きの代わりに…




「小林、です。」


「下は?」


「杏奈…です。」


先輩がマジマジと顔を見る。
本当に、何?この人…


「俺、赤沢雄一だから。よろしく~っ」


そういって先輩はヒラヒラと一枚の紙をあたしの手に落としていった。


『xxxxxxx@xx.xx.jp 090…赤沢雄一』


「チャらっ…」

いなくなった先輩に吐き捨てる意味で言った。




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