好きの代わりに…



「ただいま…」


小さい声で言った


パッシャーン


ガラスの割れる音に震えるあたし


気がつかれないように2階へあがる



まだ
酒を飲んでいるのか時々、叫び声が聞こえる




耳を塞いでも
枕で頭を隠しても


その声は
頭の中を抜けない



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