上司に恋しちゃいました
「そういえば、課長は鬼の王子って呼ばれてるの知ってます?」
今度はあたしが意地悪く微笑むと、鬼の王子はああそのことかと妙に冷静な顔だった。
「鬼木だからって鬼の王子って随分ふざけた名前だよなぁ? 誰が鬼だよ」
王子は悪い気はしないけど、と不満気ながらも小さな声で付け加えた。
鬼と呼ばれるもう一つのあだ名の由来をどうやら本人は知らないようだった。
『鬼のように恐いから』鬼の王子。
あえてそのことは言わないでおこうとひっそりと心に仕舞った。
今度はあたしが意地悪く微笑むと、鬼の王子はああそのことかと妙に冷静な顔だった。
「鬼木だからって鬼の王子って随分ふざけた名前だよなぁ? 誰が鬼だよ」
王子は悪い気はしないけど、と不満気ながらも小さな声で付け加えた。
鬼と呼ばれるもう一つのあだ名の由来をどうやら本人は知らないようだった。
『鬼のように恐いから』鬼の王子。
あえてそのことは言わないでおこうとひっそりと心に仕舞った。