上司に恋しちゃいました
「後さ、美月が俺の予定聞くなんて初めてだっただろ? だから今日は凄く嬉しかったんだ。休日は一人で過ごしたい派だと思ってたし」
「そんなことないです! どうしてそう思ったんですか?」
「前に休日は会うのやめましょうって言わなかった?」
「あ……、それは課長の奥さんに悪いなと思ってたから」
「なんだ、そうだったんだ。美月は自分がしたいこととか話さないから分からなかったよ」
「これからは、言うようにしますね。本当は今日ずっと、課長に会いたくて仕方なかったんです」
新しい洋服に身を包むと、なぜかいつもより自分に自信がついて、言いたいことが言えるようになる。これもオシャレの魔法なのかなと思った。
魔法を身につけたあたしは、周りに人がいるにも関わらずに、鬼の王子からの口付けをすんなりと受け入れることができた。
横には大きな水槽から光が零れていて、色とりどりの魚と宝石のように輝く気泡が、唇を重ねる二人の姿を幻想的に照らした。
「そんなことないです! どうしてそう思ったんですか?」
「前に休日は会うのやめましょうって言わなかった?」
「あ……、それは課長の奥さんに悪いなと思ってたから」
「なんだ、そうだったんだ。美月は自分がしたいこととか話さないから分からなかったよ」
「これからは、言うようにしますね。本当は今日ずっと、課長に会いたくて仕方なかったんです」
新しい洋服に身を包むと、なぜかいつもより自分に自信がついて、言いたいことが言えるようになる。これもオシャレの魔法なのかなと思った。
魔法を身につけたあたしは、周りに人がいるにも関わらずに、鬼の王子からの口付けをすんなりと受け入れることができた。
横には大きな水槽から光が零れていて、色とりどりの魚と宝石のように輝く気泡が、唇を重ねる二人の姿を幻想的に照らした。