流れ星のカケラ【完】
「そっかぁ。でも、やっぱし好きな人にあげるプレゼントは自分で決めた方がいいし…。」
う~んと首を抱え込む咲さん。
「あっ、そうだ!聖くんのことを頭に思い浮かべて考えてみたら?」
「頭に浮かべて…」
聖の顔がすぐに頭に浮かんでくる。
いつも笑っているわけじゃなくて、
すこし寂しそうな顔をしている聖。
寂しそうな顔をしている聖にさっき見てたネックレスを順に当てはめていく。
…聖なら何でも似合うじゃんっ!
寂しそうな顔をしている聖なのに何でも似合っている。
「咲さん…聖はなんでも似合っちゃってます。」
「そんなにカッコイイの!?う~ん…」
また咲さんは首を抱え込む。
『『あっ!!』』
2人同時に声が出る。
「優貴ちゃん、先に言って?」
「聖ってなんか神聖な感じじゃないですか?だから、十字架のネックレスとかあったらいいなぁって…。」
「優貴ちゃん、私もそれ言おうとしたの。何でも似合うなら名前からイメージ考えるとかどう?ってね。十字架なら確かこの辺にあるよ。」
咲さんはガラスケースに入っているネックレスをどんどん見ている。
十字架でも、星が入ってたらいいな。
でも、そんなのあるわけないかな。
「あっ、これこれ!」
ガラスケースを指差して教えてくれる咲さん。