流れ星のカケラ【完】
「ここが星系を置いてある所だよ。」
目の前にはたくさんの星がデザインされたアクセがガラスケースの中に置いてあった。
「すごい数ですね!」
「いっぱい作ったの。優貴ちゃん、聖くんにプレゼントするなら自分で考えてね。私は、ちょっと他のお客さんの様子見てくるから。何かあったら遠慮なく聞いてね♪」
「わかりました♪忙しいのに案内までしてもらってすみません。」
「いいのよ。優貴ちゃんだからね♪」
咲さんはそう言って他のお客さんのところに行ってしまった。
周りを見渡すと何気にお客さんが多い。
「さてっ!どれにしようかなぁ。」
ネックレスが置いてある方を見る。
流れ星だけのネックレスや、
星がたくさんあるネックレス、明日は七夕だし、天の川をモチーフにしたネックレスとか…とにかく色んなネックレスがあった。
「多すぎて迷っちゃうよ…。」
''ペアネックレス''
そう書かれているところのネックレスを見てみると、
『永遠に一緒にいられるように願いを込めて、流れ星のデザインをしました。』
私が聖のこと好きなだけだし、買えないよね。
それか、内緒で私がもう1つ持ってるとか?
なんか虚しくて嫌かも。
「優貴ちゃん、決まった??」
一通り店内を見回った咲さんが戻ってきた。
「全然決まんないです…。」