流れ星のカケラ【完】
「ありがとうございますっ!!」
咲さん、優しすぎるよ。
お母さんみたいな存在なのかな。
私には兄弟いないけど、お姉ちゃんみたいな存在でもあるのかも…。
絶対にお母さんには恋愛なんて相談できないしね。
「箱とかラッピングは、何色がいい?」
「黒で、リボンが黄色がいいです。」
黒は夜、黄色は星の色をイメージして言った。
「ちょっと待ってね。」
ちょっとも待たずにキレイにラッピングされていた。
「値段は3000円でいいよ。」
「そんなにいいんですか…?」
「優貴ちゃんの恋を応援するのと、常連さんと私の大事な家族だからね。」
「咲さん…。」
涙が出そうになった。
だって咲さんが''家族''って言ってくれたんだもん。
嬉しすぎるよ。
「咲さん、本当にありがとうございます。」
「ううん♪それより、そろそろタメでいいよ?私、もっと優貴ちゃんと仲良くなりたいし、敬語だと変な壁がある感じでなんか嫌なの。」
「わかりました…じゃなくてわかったよ♪咲さん、ありがとう。」
「気をつけて帰ってね♪」
「うん!」
私も、咲さんともっと仲良くなりたい。
手を振って私はお店の外に出る。