流れ星のカケラ【完】

外に出ると、ほんのりと夕日があった。

でも、もうそれは沈みかけていて、

もうすぐ夜となる知らせだった。

「私、2時間もいたんだ…。」

気がつけば18時。

確かお店に入ったのが16時だから…。

丸まる2時間も聖のプレゼント迷ってたのかぁ。

でも、すごく時間が早かったと思う。

それほど私は聖が好きなのかな、そう思えて嬉しくなった。

「ご飯、何しよう。」

明日はケーキ食べると思うし、レメに行かない方がいいじゃん?

明日、いっぱい食べれるようにサンドウィッチ作って食べよう♪

私は夕飯の献立を考えると、ちゃっちゃと自転車に乗って漕ぎ出した。

空を見上げると満天の星。

キラキラと輝く星は、

''あの時''と違って、逆に私の嬉しさを表しているかのようだった。

どうか、明日、流れ星が流れますように…。



家に帰ると、早速サンドウィッチを作って食べた。

「おいし~♪」

一人で盛り上がってるとアーティストの歌声が聞える。

「美奈から??」

まさか明日無理とか?

そんなの嫌だよ。

恐る恐る受信ボックスを開く。

''明日、風守駅(カゼカミ)で待ち合わせに変更ね?''

美奈からのメールは待ち合わせ場所の変更メールだった。

''了解だよ♪''

そう打って送信し終わると、フゥと安堵する。
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