流れ星のカケラ【完】
「優貴っ!食べに行こう??」
「うん!」
私たちは、ステージから降りてテーブルの方に向かう。
テーブルには、色んな料理が置かれてた。
私たちは、傍にあったお皿を持って料理を取る。
「私、星校に入ってよかったぁ。」
「私もだよ。」
聖に会えたから。
そして、掛け替えのない大切な仲間がいるから。
「おいし~!」とか言いながら食べてたら、
5人くらいの男子に話しかけられた。
「ねぇ、キミたちSPの2人だよね?」
「うっそ!?マジで可愛いんですけど!」
「俺たちと少し話さない?」
きっと、3年の先輩だ。
タキシードのポケットに青のバッジがあるもん。
「すみません先輩。俺たちのなんで…。」
「げっ、神田と高瀬じゃん。なんだよ、もう出来てたのかぁ。」
「残念。」
とか言いながらすぐにいなくなった人たち。
「美奈、大丈夫?」
「悟、ありがとー。」
''出来てる''って何?
悟と美奈は出来てるけど、私と聖は出来てませんよーだ!
どうせ私の一方通行だもん…。