流れ星のカケラ【完】

「優貴っ!食べに行こう??」

「うん!」

私たちは、ステージから降りてテーブルの方に向かう。

テーブルには、色んな料理が置かれてた。

私たちは、傍にあったお皿を持って料理を取る。

「私、星校に入ってよかったぁ。」

「私もだよ。」

聖に会えたから。

そして、掛け替えのない大切な仲間がいるから。

「おいし~!」とか言いながら食べてたら、

5人くらいの男子に話しかけられた。

「ねぇ、キミたちSPの2人だよね?」

「うっそ!?マジで可愛いんですけど!」

「俺たちと少し話さない?」

きっと、3年の先輩だ。

タキシードのポケットに青のバッジがあるもん。

「すみません先輩。俺たちのなんで…。」

「げっ、神田と高瀬じゃん。なんだよ、もう出来てたのかぁ。」

「残念。」

とか言いながらすぐにいなくなった人たち。

「美奈、大丈夫?」

「悟、ありがとー。」

''出来てる''って何?

悟と美奈は出来てるけど、私と聖は出来てませんよーだ!

どうせ私の一方通行だもん…。
< 255 / 319 >

この作品をシェア

pagetop