流れ星のカケラ【完】
「さっ、資料も揃ったし早く打ち合わせ始めましょう?」
打ち合わせは、後夜祭の司会とかプログラムを教えられただけだった。
「1年のSPは、初めてだし今回は楽しんでくれてればoKだからね。」
楽しむだけでいいとか最高じゃんっ!
「開始まであと10分になったから会場に行くか。」
将紀先輩の言葉でみんなが立ち上がる。
そういえば、会場ってどこなんだろう?
「星校の庭園だよ。」
後ろから聖が教えてくれた。
「ありがとう。ってほぇぇぇ!?」
なんで?私、口に出してないし!
「ほら優貴、早く行くぞ?」
「う、うん…。」
やっぱし、聖は超能力者だ。
庭園とか行ったことなかったけど、すんごいキレイ!
白い丸テーブルがたくさん置いてあって、庭園にあるお花や木がライトアップされてる。
そして、庭園の中心には大きいステージが!
私たちは、ステージに移動してそこに立つ。
私たちが立ったら、他の生徒はシンとした。
「これから、後夜祭を始めます。無礼講とはいきませんが、楽しんでください。」
真帆先輩の言葉で、また騒ぎ出す。