流れ星のカケラ【完】
''優貴はどんな感じのアクセサリーが好きなの?''
「どんな感じの??」
私はベッドから立ち上がって、
アクセサリーケースを開ける。
''シンプルだけど、ワンポイントが可愛いやつかな。あっ、一年中通して使えるのと、ほとんどの服に合うやつ!''
私が持ってるアクセサリーは、すべて夏だけにつけるのとか、
一年中付けれるのが全く…
てかなんも無い。
それに、シンプルじゃなくて可愛いとか、クールとかそういう方向にしか思われないアクセサリーだもん。
好きっていうか、今はそういう一年中使えてシンプルなアクセサリーが欲しいとか思ってる。
もし、買ってくれたらずっと付けるもん!
まぁ、買ってくれる分からないけどね。
「あっ!!!」
なんか今、頭にビビビンッてなん来た。
「聖にもなんか買った方がいいよね?くれるか分からないけど…。」
そんなこと考えてたらまた音楽が流れ出す。
''そっか。色々ごめんな?あっ、プレゼント買うつもりとかじゃねぇし!!そんじゃまた明日な。おやすみ。''
「プッ…。」
この文ってさ、プレゼント買ってくれるかもしれない確立が高いって思わせてくれるような文だよね。
しかも、後半は焦ってるし(笑)
''ちょっと待って!!聖はアクセサリー好き?''