私がヒールをぬいだ時
私は東京である医者と恋に落ちた


結婚話しも持ち上がり、友達同士の婚約パーティーで、彼にどたキャンされる…


理由は、私より収入が低い、結婚に自信がもてなくなった、そしてとどめが…君の性格、そんなに好きじゃない…


私は気絶して、パーティー会場から病院へと運ばれる…


こんな格好悪い経験したのが去年のクリスマス


恥ずかしくて東京にいられなくなった私は…なんだかんだと理由をつけ、自分の田舎に帰ってきたわけである


身内にも黙って婚約パーティーだけでも非難物なのに、恥ずかしいから帰ってきたなんていったら、親戚どころか町中でブーイングである…


今月はまだ連載の仕事が残っている。これを仕上げてしまわないと、荷物も片付かない


とりあえず私はデスクに向かって漫画を描くのみだ


私は今二本の連載を持っている


落ち着いたらアシスタント募集しようと思うのだが…こんな田舎でアシスタントなんてくるだろうか?


それにしても、私をこんな目に合わせたあの男が憎い!でも…まだ好きなのは確実だ…
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