絶対読むな
その日の昼休みも、あたしは拓馬くんと学校の校門で会う約束していた。




今日はあたしの早く着いたので、そわそわしながら、拓馬くんが来るのを待っていた。




手には二人分のお手製弁当を握りしめて。





期待に胸を膨らませていると聞き覚えのある声があたしを呼ぶ。





「おーいえり。ごめん待った~?」





拓馬くんが首元のネックレスを揺らし、手を振りながらあたしの元に駆け寄る。




「ううん、全然待ってないよ。あたしが早く来すぎただけだから気にしないで。それよりこれを見て♪」


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