野球部彼氏
「美紀チャン……俺最低かも……今美紀チャン弱ってるのにそこに入ろうとする自分がいるんだ………」
ポタッ―――ポタポタ
「っ………うっ……」
「……声殺さなくていいよ……」
「うゎゎぁぁん!!っ……うぅ……ぐすぐす……ひっひっ……ひくっひっく!!」
先輩は私が泣き止むまで、ポンポンとリズムよく、撫でてくれた。
私が求めているのは………
先輩の手??
岡田の手??
………分かんない自分に腹がたつ。
最低な自分が嫌………
「たすけて………」
先輩は撫でるのを止め、私を力強く抱き締めてくれた。
暖かくて、不器用な所が岡田に似ていた。