未徠詩集。
あの日の想い。
僕はとても弱い人間だ。

だからこそ君を愛おしく思う。

僕はとても弱い人間だ。

だからこそ君は笑ってくれる。

僕はとても弱い人間だ。

そんな君の優しさに甘えなくなる。


だけど、

この関係がいつか崩れてなくなるんじゃないかって、

いつも不安で仕方ない。


君は笑って

「ずーっと一緒だよ」

そんな不確かな約束を僕に交わす。

そう、

携帯のディスプレイに映る言葉には

いつも愛が溢れていた。

だけど・・・。

君は変わらずにはいられなかった。


あの頃二人で描いた未来図には

何が描かれていたんだろう。

あの頃に戻れるのなら、

僕はこの命だって捧げたい。

だって、

君はもう

存在していないのだから──。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

シャっふる!!
未徠/著

総文字数/664

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
シャっふる!! 野崎萌 × 三神健 「えぇと・・・つまり野島が俺で・・・俺が野島ぁ?!」 普段からあまり喋らず、クラスメートからも怖がられている健と。 多方面から絶大な人気を集めている優等生の萌とが!! なんと!? 二人は入れ代わってしまった!! 「これからどうなっちゃうのぉー?!」 二人が織成すちょっとおかしな学園ラブコメディー。
最後の初恋
未徠/著

総文字数/11,427

恋愛(その他)50ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あれから3年が経っていた。 「あ、秋葉…??」 別れるなら出会いたくなんてなかった。 「まったく昔っから祐樹はそうなんだからぁー」 平穏な日々はずっと在りつづけるものだとばかり思っていた。 「そういう可愛くねぇーとこ、秋葉も全然変わってねぇーよ」 どうしてこんな事に――。 「秋葉っ!!」 こんな事になるなら…。 再会を呪った。 「私たち…出会わなければよかったね」 その時、彼女の目から一筋の涙がこぼれ落ちた―。 「約束し、て…私たち、ずっ、と…いっ…しょ、だっ…。」 脆くて切ない純愛物語――。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop