二藍蝶
そう言いながらも、とっても
嬉しそう。

そして、私を見つめる・・・

「アイ、ほらっ」

花と同じ分だけ、私にも
お小遣いを差し出す貴方。

「いいよ
 パパにもらってるし・・・」

「いいから、これで
 可愛い服、買って来い」

可愛い服・・・

「ほらっ」

差し出されたお金を受け取る
私の手が、貴方の手に触れた。

ドキドキ・・・

「あっ、ありがとう
 ヨシノは、何色が好き?」

私は、ドキドキが最高潮で
何を言ったか分らない。

考えるよりも先に
貴方に問いかけていた。
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