二藍蝶
「あそこで話そう
 お前のこと教えてよ」

芳野、ママ、みんな
ごめんね。

今は、まだ帰れないの・・・

気持ちが落ち着いたら
ちゃんと帰るから、だから
もう少しだけ待って・・・

貴方に手を引かれて
入った場所は、いつも茉優と
立ち寄る、あのカフェだった

茉優・・・

貴方の本当の気持ちも
知らないで、私は・・・

カイリ・・・

彼に、逢ってしまった。

貴方は、テーブルに
水を淹れたグラスが
置かれた途端、勢いよく
その水を飲み干した。

店員さんも驚き
彼女は空になった
グラスを持つ。
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