二藍蝶
静まる車内に、聞こえる声。

「ところで、さっきの話
 の続きだが、どうだ?
 
 内部抗争は
 落ち着きそうか?」

「ああ、何とかな
 ただ、油断はならない

 俺達が交わした盃を
 面白く思っていない奴は
 増える一方

 極道に成ろうなんて奴は
 気性の荒い連中ばかり
 退屈な日々に、嫌気を
 差している

 俺達の目が黒い内は
 友好関係を崩す事は
 絶対にあってはならない

 それが奴、イオリの願い」 

崩す事

それは、とても簡単な事・・・

守る事

それは、とても難しい事・・・
< 329 / 918 >

この作品をシェア

pagetop