二藍蝶
私の顔色は、きっと
青褪めていたはず。

貴方の瞳が、鋭く尖る。

「ああ、そうだ
 あいつ等は、ヤクザで
 俺も、そいつ等の仲間
 
 ヤクザさ」

「どうして
 ヤクザに・・・」

浬は、右側の口角だけを
上げて、苦笑する。

「ヤクザになんか
 お前は、そう
 言いたいんだろう?
 
 言えよ、言って
 俺を馬鹿にしろ」

「馬鹿になんかして無い
 ヤクザになったのには
 何か理由があるんでしょう?
 
 何、何があったの
 お金・・・?」

私の言葉に、浬は大声で笑う
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