二藍蝶
「・・・
 貴方も、アラタに認めて
 ほしいでしょう?」

彼女が言うのも、確かだ。

いづれは、会澤組組長に
会わなければならない。

あの、親父と同じ匂いが
漂う。

あの、男に・・・

「ひとつだけ、忠告しておくわ
 チヒロの言うことを信じては
 いけない
 
 彼は、この会澤組をもっと
 おもしろ、可笑くしたい
 そうよ
 
 平和など、くだらない

 貴方は
 その道具に過ぎない」

「俺が、道具・・・?」

「ええ、ただの道具
 私と、同じ・・・」

彼女の表情は暗くなる。

時は経つ・・・
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