二藍蝶
そう言って、彼女は私の
頭の上から足の先まで
ジロジロと見つめた。

いったい、何・・・?

私、何かしたのかなぁ

「フルヤヒイロの娘って
 あなたなんでしょう?
 
 有名雑誌の表紙を飾り
 大反響を得て、たった
 一度だけ化粧品の
 コマーシャルに出た
 伝説のモデル・・・」

「伝説だなんて、大袈裟だよ
 
 それに、どうして
 私が娘だって事を
 あなたは知ってるの?
 
 名字だって違うのに・・・」

「カガさんって知ってる?
 知らないかなぁ・・・」

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