二藍蝶
仕事を終えた私が、茉優と
立ち話をしていると聞こえる
クラクションの音。

そう、私を迎えに来てくれた
浬の車。

近くに停車する・・・

今日は、浬と
久しぶりのデート。

「あっ、カイリだぁ
 
 ヒロも一緒にどう?」

「デートの邪魔するほど
 私、野暮じゃないよ

 顔だけ拝んだら帰るわ
 
 言いたいことあるし・・・」

「言いたいこと?」

車の傍に近づく、藍と茉優。

窓を覗き込む、茉優。

「カイリ、久しぶり」

「お前・・・ヒロ?」

「思い出してくれて
 嬉しいわ」
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