二藍蝶
ドアが、閉まる音

遠ざかる、藍の足音

布団の中・・・

俺は、どうしたんだ?

この不安な思いは・・・

『俺は
 
 気づくことが
 できるだろうか?』

俺は、嫌でも気づかされる

親父が、あんな田舎町で
身を潜めて生きているのは
全て、母の為・・・

『愛する者達の為・・・

 愛する女の為・・・』

なのだと、ずっと
俺は思ってた。

本当は違う。
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