鶏冠頭の不良

「おまっ!!
そんなん持ち歩いてんの!?
危なっ!!」

「大丈夫やって!!」

近くにある手洗い場で前髪を少しずつ切る

やっぱ、自分で切るよか、人のん切った方がやり易いわ

「かんせーい!!」

ちょっとまして、良い感じに仕上がり、鏡を取り出して、優に見せた

「おぉ!!上手いやん!!」

「自分で前髪切ってるからな~」

「すげぇな
器用やな」

教室の前の廊下に戻ると終りのチャイムが鳴り、先生が出てきた

「お前ら気を付けろ」

「すいやせんでしたぁ」

「すんませぇん」

ダルそうに謝ったうちらを先生は、睨んでその場から消えた

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