Everlastingly Love
目が覚めた子供達は手作りプリンを美味しそうに頬張る姿をアリアは嬉しそうに 見つめる。
「美味しい?」
「「うん!!」」
「良かった。沢山食べてね」
「「うん!!」」
明日は何を作ろうか。と考えながらも頭の中ではあの男の事が気掛かりで、落ち着かない。
傷は悪化していないか。熱は上がっていないか……考え出すときりがない。
それともう一つ
大切な人達に隠し事をしてしまった事。
暗殺者を匿う事は国民達への裏切り行為ではないか。
アリアは悩みに悩んでも、その答えは出せず………
アリアは自分がどうしたいのかすら分からなかった。
それ程、動揺していたのである。
とにかく今は男の傷が回復するのを待つしかない。今の男は意識もなく怪我人なのだ。
怪我人に一体何が出来ようか。
あの傷では満足に人殺しなど出来るわけもなく、第一あの男が暗殺者だという確固たる証拠はないのだ。
赤髪で怪我をしているからと言って暗殺者だと決め付けるのはよくない。
アリアはそう思った。