Everlastingly Love





「ジェイド様。レゴル様のお話は本当なのですか?」

「ああ」

「王。やはり、あなたが持っておられましたか」

「…………。」

「この女神の涙は亡き王妃様の遺品です。他のものはありましたが、これだけはどれだけ探しても見つからなかったのです。王妃様が数ある宝飾の中でも最も愛していらした。この女神の涙は国王の愛の形だとも言われております」

「存じませんでした。それ程、大切なものを本当に、私が………」

「王妃様。これは王があなたに贈られた、あなたのものです。あなたは女神の涙を持つに相応しい。亡き王妃様もお喜びでしょう」

「ジェイド様………」

「それはお前のものだ。レゴルも言っている。お前の好きに使うがいい」

「はい。ありがとうございます」






ジェイドの亡き母、フィレーナは国王の死後、後を追うように息を引き取ったと言われている。
その母から女神の涙を渡されたのはジェイドが18歳の時だ。




「ジェイド。いつかあなたが心から愛する女性が現れた時にこれを贈りなさい。きっと素晴らしい女性があなたの前にも現れるわ」



そう母に言われたが心から愛する女など一生現れるものかと思っていた。

だが、俺の前に現れた。生涯ただ一人の心から愛する女が……




母上。あなたの言う通りだった。俺にも現れたよ。



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