年下の君に恋をして
もちろん、それは嘘。早く有紀子と翔太に会いたいからだ。勉強もするけどな。


『今日は天気が良かったから、きっと…』

と思いながら近所の公園を覗くと……いたいた。

有紀子がベビーカーに乗った翔太に向かい、腰を屈めて何か話し掛けているところだった。
俺は後ろからそーっと近付いて行った。

「翔太…パパはそろそろ帰ってきますよ〜。いつも走って来るから、転ばないか心配だよね?」

「そんなドジじゃないぞ」

「きゃっ」

俺は後ろから有紀子をギュウッと抱きしめた。

「あ、あなた。お帰りなさい」

「ただいま。こっち向いて、顔を見せて?」

俺は有紀子の体をクルッと回した。微笑みながら俺を見上げる有紀子。

「健斗が言う通りだな。有紀子はめちゃくちゃ可愛いよ」

「え?」

「キスしていい?」

「だ、ダメよ。人が見てるから…」

「構うもんか」

俺は頬を紅くして恥じらう最愛の妻に、そっとキスをした。

翔太は、その次な?


(エピローグ2 完)

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