淡イ恋ゴコロ

゚* two *゚



ってことで、
たった今車に揺られて1時間…、
海の見える墓地に到着した。


『んー』っと伸びをして周りを一瞥する



そう、ここは…

父さんと母さんの眠る場所…──



『亜結ぅー、こっちよ~!!』


目を瞑るとそんな声さえ聞こえてしまう…



「亜結ー、早くしろよ~」

遠くから聞こえる愛しの人の声で、
『フッ』っと目を開け、
声のする方を一瞥する。







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