my boy
『俺たちのためにも、
あいつのためにも…。

ほっとくのが一番なんだよ。
俺はそう思う。

…じゃぁまた明日な』

――――っ。

亮はそのこと、考えてくれてたんだ…。
――ごめんね、亮。
気づいてあげれなくて。

バタン。
私は自分の部屋から出て、
リビングへと向かう。

雨降ってるし、
外で練習出来ないし。

落ち込んでも仕方ない。
亮の為にも、ね。
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