甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
嘘と嘘
「おじゃまします」

今日は二度目のお泊り。
前回は酔い潰れて、気付いたらお泊りしていたという、情けないながらも不可抗力的な一面があったけど、今回は違う。

自分の意思で来たし、酔ってもいない。つまり、何も言い訳は出来ない。

「座って待っててくれ」

リビングの明かりを点けながら、征一さんは言った。

「どうかお構いなく」

「他人行儀だな。緊張してるのか?」
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