秘密の恋心〜姉弟の禁断の恋〜
「お袋は気付いてると思うけど、姉貴が養女だって事、俺は知ってるんだ」

「やっぱり、美雪の戸籍を見たのね?」

「ああ。パスポート用に貰う時、お袋はわざわざ戸籍抄本でいいって言ったろ?
俺はそれでピンと来たんだ。だから戸籍謄本を貰って、姉貴の戸籍を見た」

「ショックだったでしょ?」

「ああ。でも予感してたから、それほどでもなかった。だって、姉貴はお袋にも親父にも似てないし、遠慮してたし。

俺がまだガキの時、姉貴が泣きながら『捨てないで』って言った事があった。俺はその言葉が、というかその言葉の意味が、ずっと気になっていたんだ。

姉貴はあの時、知ったんだろ?」

私はコクっと頷いた。
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