-悲恋-
「あっ!そうだ、この男はバカだと思えばいい。」
そしたら、いくらか気が楽になっていきました。
殴られたら、
私も叩き返しました。
だって、腹が立つんですもの。
なんでうちらが
これほどまでにやられるのか考えたのです。
自分は、
これっぽっちも悪くないもの。
突き飛ばしたり、
ドライヤーを投げたり…
何か、凄まじいものがありました…。
そして、紗菜が小学3年くらいになってから、
ほうきを持って叩くようになり、
それから暴力をふるわないようになったのです―…