霊務3
「裏切りと札―15」
それを、
唖然と眺める天狗。
ついに、
頭までおかしくなったか?
そう思われているが、
仕方ない。
もはや、
誰にどう思われても
構わないくらいだ。
山田は
必死に煙をかき分け、
ひたすら逃げ続けた。
バフン!!
やっと、
煙の結界から
抜け出し、
体勢が崩れる程、
バランスを崩して
不格好でも
大慌てで走り続ける。
「ヒィ!ハァ!
ヒィ!ハァ!
もうあんなヤツ相手に
やってられない!」
とにかく逃げる!逃げる!
すると…
「痛!」
目の前の壁に
ゴチンと頭をぶつけた
山田。
慌て過ぎだ。
「……ん?
こ、これは」
いや…
慌て過ぎではない…
霊体が壁に
ぶつかるなんて
ありえない。
手をかざすと、
空間に何か存在する
感触がした。
見えない壁が
目の前に
そびえ立っていたので、
気付かなかったのだ。
この壁は……
「やれやれ…
煙から逃げ出すヤツが
いるかと思えば
貴様か……」
その声に山田は辺りを
見回した。
「だ、誰だ!?」
それを、
唖然と眺める天狗。
ついに、
頭までおかしくなったか?
そう思われているが、
仕方ない。
もはや、
誰にどう思われても
構わないくらいだ。
山田は
必死に煙をかき分け、
ひたすら逃げ続けた。
バフン!!
やっと、
煙の結界から
抜け出し、
体勢が崩れる程、
バランスを崩して
不格好でも
大慌てで走り続ける。
「ヒィ!ハァ!
ヒィ!ハァ!
もうあんなヤツ相手に
やってられない!」
とにかく逃げる!逃げる!
すると…
「痛!」
目の前の壁に
ゴチンと頭をぶつけた
山田。
慌て過ぎだ。
「……ん?
こ、これは」
いや…
慌て過ぎではない…
霊体が壁に
ぶつかるなんて
ありえない。
手をかざすと、
空間に何か存在する
感触がした。
見えない壁が
目の前に
そびえ立っていたので、
気付かなかったのだ。
この壁は……
「やれやれ…
煙から逃げ出すヤツが
いるかと思えば
貴様か……」
その声に山田は辺りを
見回した。
「だ、誰だ!?」