彼だけのお姫様♪
男が視界から消える。
と同時にまたもや体の力が引いていく…
立ってるのも、しんどいぐらい。
フラフラとしていると、いきなり翔に担ぎ上げられた。
よくいう、お姫様だっこの状態。
「ちょっとおいで」
翔はそういって歩き出す。
お姫様だっこなんて初めてされてちょっと恥ずかしかったけど、でもやっぱり翔の胸の中は居心地がよかったのでそのままおとなしくすることにした。
っていうか騒ぐ気力がなかったし。
そのまま翔は誰も来ない非常階段のところまであたしを連れて行った。